日本経済新聞が報じた【竹凛共振プロジェクト】“竹の革新”

【我が道を行く:70年の回顧録】
■「やりたいことを貫いた人生の記録」
「竹凛共振プロジェクト」に至る人生の回顧録は、創設者・田中昇三氏の“崩壊と再生”の物語です。
都市空間デザイナーとしての華やかなキャリアから一転、人生の転機を経て、自然と響き合う新たな生き方へと導かれました。
■自由に生きるという選択」
プロジェクトの原点:竹の音に導かれて
田中昇三氏は、かつて都市空間を彩るデザイナーとして国内外で活躍していました。多忙な日々の中で、50歳を迎えたある日、ふと立ち止まり、自らに問いかけます。
「本当に響かせたいものは、何だろう?」
そのとき思い出されたのが、幼少期に過ごした隠岐の島で耳にした「風にそよぐ竹の音」でした。その音は、ただの郷愁ではなく、命の根源に触れる“根源の音”として、彼の心に深く残っていたのです。
崩壊と再生:人生の転機
そんな折、信頼していた取引先の不正や裏切りにより、会社も人間関係も一瞬で崩壊。心身ともに折れた田中氏は、再び「竹の音」に耳を傾けることで、自らの再生の道を見出します。
竹凛共振プロジェクトの誕生
こうして生まれたのが「竹凛共振プロジェクト」。北九州市・合馬の放置竹林を舞台に、廃棄される竹を「伐り、活かし、響かせる」ことで、音楽・ものづくり・教育・福祉・環境保全を横断する活動へと昇華させました。
■竹チェロや竹バイオリンなどの竹楽器の製作
■竹灯りやアート作品の創作
■演奏活動やワークショップの開催
■地域資源の再生とSDGsへの貢献
これらの活動は、単なるアートや音楽にとどまらず、「人と自然」「人と人」をつなぐ“響き合う循環の社会”の実現を目指しています。
10年の歩みとこれから
2025年にはプロジェクト発足から10周年を迎え、記念コンサートやCD制作など、活動の幅はさらに広がっています。田中氏の人生の回顧録は、まさに「音と自然に導かれた再生の物語」と言えるでしょう。

